エボラ出血熱とは。感染経路、予防法、治療法。ワクチン、薬を公開。アメリカ人に投与された抗体治療剤”ZMapp”
公開日:
:
最終更新日:2015/09/15
健康・医療
本文(エボラ出血熱関する)内容
・エボラ出血熱とは
・エボラ出血熱症状
・エボラ出血熱発症地域
・エボラ出血熱予防法
・エボラ出血熱治療法
・エボラ出血熱の関する報道記事
を公開します。ご覧下さい。
エボラ出血熱の現状
世界保健機関(WHO)は最近、西アフリカで拡大するエボラ出血熱について「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言し、しました。
WHOがこのような事態を公表することはまれで、しかも致死率が非常に高い感染症ということで各国へ危機管理を促されるのは非常に珍しいことです。
西アフリカに渡航の場合は最大限注意してください。
外務省の対応
WHO”公衆衛生上の緊急事態”を宣言したことを受けて、感染症危険情報を出した外務省
”西アフリカの3か国への渡航を控えることや、現地に滞在している人には早めの退避を検討するよう呼びかけ”
※西アフリカ3国・・・ギニア、リベリア、シエラレオネ
外務省は現地に滞在している日本人に向けて、
”今後出国できなくなる事態や十分な医療が受けられなくなる可能性があるとして、早めの退避を検討するよう呼びかけ”を行いました。
外務省”感染症危険情報”2009年インフルエンザ依頼の2度目の発表です。
尚現在今年3月にアフリカ西部のギニアで始まった。8月6日付のWHOによると932人が犠牲になっている。
AP通信内容を参照
エボラ出血熱とは
エボラ出血熱はエボラウイルスによる急性熱性疾患であり、ラッサ熱、マールブルグ病、クリミア・コンゴ出血熱とともに、ウイルス性出血熱(Viral Hemorrhagic Fever :VHF)の一疾患である。
最も重要な特徴は、血液や体液との接触によりヒトからヒトへ感染が 拡大し、多数の死者を出す流行を起こすことであり、しばしば注目を浴びている。
2000年10月にウガンダ北方のグルで流行があったときに日本人専門家が 派遣されたことは耳新しい。自然界の宿主が今もって不明なことからも、今後の発生が危惧される
国立感染研究所
尚名称に関しては、エボラ川周辺で発見されたためそのような名称となっている。
最も重要な特徴は、血液や体液との接触によりヒトからヒトへ感染が 拡大し、多数の死者を出す流行を起こすことであり、しばしば注目を浴びている。2000年10月にウガンダ北方のグルで流行があったときに日本人専門家が 派遣されたことは耳新しい。自然界の宿主が今もって不明なことからも、今後の発生が危惧される。
国立感染研究所
※尚過去にコウモリから病原体が見つかったことがある。
エボラ出血熱症状
発症は
・突発的
・進行も早い。
潜伏期:2 〜21 日
症状としては、インフルエンザ様症状が進行し、重篤化する。
具体的には
・発熱、頭痛、腹痛、咽頭痛、筋肉痛、胸部痛、出血(吐血、口腔歯肉、消化管)衰弱、下痢等の消化器症状など。
またのウイルス増殖による肝腫脹により、右季肋部の圧痛や叩打痛などもある。
結論からすると“エボラ出血熱に特徴的なもの”はない。
しかし致死率の高さ、そして出血を伴った場合ほとんどは死にいたることは言われています。
国立感染研究及び大学等の論文など参照
エボラ出血熱発症地域
今回のエボラ出血熱は、ギニア、リベリア、シエラレオネの西アフリカを中心に拡大している。
人から人への感染する。この地方において儀式として死者に触ることが通例となっており感染をとめる妨げとなっている。
エボラ出血熱予防法
感染予防のためのワクチンはないのが現状だ。
感染者や検体と接触した人のみに対応すれば十分で、疑い患者の血液等を素手で触れないこと(手袋を必ず使用する)が重要である。空気感染はないとされているが、飛沫感染は否定できない。
国立感染研究HP引用
エボラ出血熱治療法
基本の治療は、対症療法のみである。
抗体が検出されるようになると急速に回復に向かう。
しかし根本的治療がわからないのが現実。
今回エボラ出血にかかったアメリカ人に対して抗体治療剤”ZMapp”が効果があったことがあり、WHOはまだその薬を認定していたが危機的状況のため患者の承認が取れれば投与可能とする見解をだした。
またサルなどの動物実験にて成功しまものもこれに類すると発表した。
患者の意思に全てをゆだねる方法をとった。それだけ日本はアフリカと離れていて危機感を感じないのだと思いますが、通常ではありえないWHOの対応を見ると、非常に危険な状態と思われます。
国立感染研究HP、報道資料参照
尚参照引用に活用した>国立感染研究HPはこちらです。
ad
関連記事
-
腰痛(腰が痛い)に関する原因、対処法まとめ。内部疾患による腰痛は左、右だけの痛みも。骨、筋肉の痛みはストレッチ、腰痛体操、筋トレ、コルセット、湿布で対処。腰痛は癌の可能性も。
腰痛に関する本文サマリー(要約) ・腰痛、食欲不振など複合の痛み ・原因不明の腰痛 ・腰の痛み
-
口の中のしこり、白いできもの、違和感は口腔がんかも。症状、治療法、予防法、生存率は。飲酒、たばこ、口腔衛生が大事。
口内炎、またはそれに近い症状が発生したとき、 ・体力低下 ・栄養不足 ・内臓の異常 など考え
-
脳ヘルニア、首(頸椎)ヘルニア、頸椎椎間板ヘルニアの症状(痛み、手足のしびれ)、治療法(手術)、リハビリ予防体操など公開します。
本文(ヘルニアに関する)内容 ・ヘルニアとは ・ヘルニアの種類 ・脳ヘルニア ・頸椎椎間板
-
”首のしこり”とは、場所、病気について。”首のしこり”は怖い?怖い”首のしこり”の見分け方。
何かときになる体の”しこり”。 今回は首の”しこり”公開します。 首の”しこり”とは 首の
-
足の付け根、股関節の”しこり”。押して引っ込む”しこり”、長期間残る”しこり”は注意。”しこり”の病名は。
足の付け根、股関節の”しこり”に関して ・足の付け根、股関節の”しこり” ・足の付け根、股関節の
-
”みぞおち”の痛み、違和感など関係のある病気急性虫垂炎 、十二指腸潰瘍 、胆石症を公開。症状、治療法など。
本文(みぞおちに関する病気)サマリー(要約) ・みぞおちに関する病気 ・急性虫垂炎 ・十二指腸
-
インフルエンザ2014年第7週感染者減少。予防、症状、潜伏期間など基本情報は本文内のサイトで公開。インフルエンザのピークは終わったようです。
2014年第7週インフルエンザ状況を公開します。ご覧下さい。 感染症全般 ・インフルエンザ・
-
水、薬、ツボで止まらない、頻繁な”しゃっくり”をほぼ完全に止める方法。犬、新生児、胎児、幼児もしゃっくりをします。ほぼまれに病気の場合もあります。
”しゃっくり”に関して本文サマリー(要約) ・しゃっくりとは ・しゃっくりの止め方 ・しゃっく
-
膝の後ろ(裏)の名前は?痛み、腫れ、”しこり”、違和感など公開。首の”しこり”は?深く心配する必要はないようです。
膝の後ろ(裏)、耳の”しこり”に関して ・膝の後ろ(裏)の名前 ・膝の後ろ(裏)の痛み ・膝の
-
目の疲れは実は筋肉痛?冷えたタオルを目にかぶせるなど目の疲れ解消方法、グッズ紹介。産後にも目の疲れが。
目の疲れ関する目次 ・目の疲れの原因 ・目の疲れの解消法 ・産後の目の疲れ ・目の疲れま