老人ホームに関する高齢者向けの電話による詐欺事件多発。利用されているのは不正に入手された個人情報。手口。対処法。電話の最初の対応が重要。

高齢者向けの電話による詐欺事件

近年の詐欺事件おれおれ詐欺などで高齢者を狙った事件が後を絶ちません。

高齢者に対する詐欺事件で活用されているのは、個人情報です。

活用される個人情報のリスト

詐欺事件などには、ほとんど個人情報のリストが活用されています。現在深刻なのは”老人ホーム”に関する詐欺です。

利用されている個人情報リストの種類

詐欺グループは、通常不当に個人情報のリストを入手しています。そしてそのリストは
・一戸建ての高齢者
・高級車を持つ高齢者
・もと公務員高齢者
など様々なリストはあります。

※余談ですが、10年以上前私が証券会社にいた時は、車の車種ごとに購入者の個人情報リストがありました。それを活用し電話をかけ営業していました。

リフォーム詐欺の手口

その個人情報リストを活用し、まず郵送物を送ってその後電話を行うという方法で詐欺が行われます。

そして話し巧みにだましていきます。

そして、金額を振り込ませるという手口です。

重要なことは、最初の詐欺グループから勧誘にことわることが大事

先ほども話しましたが、私は電話で金融商品を販売していました。
その時に一番大事なことは（電話営業全般に共通しますが）
最初の３～５分程度でいかに話を和ませるかです。

つまり詐欺も電話にでて最初の３～５分が大事になってきます。

詐欺に対する対処法

リフォーム、老人ホームなど様々な勧誘、詐欺の電話がかかってきます。

ポイント１
まず電話がかかってきた時に
・なぜ家の電話番号をしっているのか？
・なんで家の住所をしっているのか？
といいます。

詐欺は適当な理由をいってくるでしょう。

ポイント２
そこで不正に入手したのですか？と電話した人に尋ね
それは個人情報保護法違反ですね。
御社の
・会社名
・住所
・電話番号
を教えてください。と話をします。

すると大抵
・電話を切る
・あいまいに答える
・逆切れする
という対応にでます。

ポイント３
ポイント２でひるまなければ
”消費者生活センターに電話します。”
といいます。するとほとんどひるむでしょう。

もしそれでもひるまなければ消費者生活センターに電話してください。それで万事収まります。

電話での詐欺に対する重要なこと

基本的に詐欺グループは不正に個人情報を入手しています。そこで最初に詐欺グループに対して抵抗することが一番大事です。

・最初に詐欺であることを見抜く
・そして詐欺に対しては、不正に入手した個人情報である場合が多いのでその点で責める。

これはすべての電話営業の
・詐欺
・撃退
・詐欺を見抜く方法
として使えます。

最初の一歩が詐欺にだまされたい最善の方法です。