”みぞおち”の痛み、違和感など関係のある病気急性虫垂炎 、十二指腸潰瘍 、胆石症を公開。症状、治療法など。

本文（みぞおちに関する病気）サマリー（要約）

・みぞおちに関する病気
・急性虫垂炎
・十二指腸潰瘍
・胆石症
・みぞおちに関する病気まとめ
を公開します。ご覧下さい。
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みぞおちに関する病気

みぞおちの痛み、違和感などでさまざまな病気がありますが今回は、その中でも関連性が高い
・急性虫垂炎
・十二指腸潰瘍
・胆石症
を公開します。

急性虫垂炎

急性虫垂炎とは

いわゆる盲腸です。
大腸の一番口側にある盲腸の先についている 虫垂突起 に化膿が起こった状態です。

急性虫垂炎の症状

おへそや、みぞおちのあたりが痛みます

2，3歳ごろから見られるようになり，小・中学生に多い病気です．

この病気は右下腹の痛みが起きることでよく知られていますが，初めからそうなる訳ではありません．

最初は虫垂突起の根元に便の塊などが詰まって虫垂の中の 圧が上がります．この時期には，おへそやみぞおちのあたりが痛みます．

小さなこどもでは機嫌が悪くなる，食欲が落ちるといった症状になります．食べたもの や胃液を吐く（嘔吐，おうと）こともあります．
日本小児外科学会引用

十二指腸潰瘍

個人的に十二指腸潰瘍、胃潰瘍の友達が非常に多くいて身近に感じる病気でした。

十二指腸潰瘍とは

十二指腸潰瘍とは、十二指腸の入り口である球部の壁が傷つく病気です。

20代以降の方に多く現れる症状です。

日本では、胃潰瘍の患者が多いですが、諸外国は十二指腸潰瘍が非常に多いです。

十二指腸潰瘍にかかりやすい人
胃酸の分泌が活発で分泌量の多い人といわれています。

ヘリコバクター・ピロリ菌という細菌が、十二指腸潰瘍の発症や再発に深く関係していることが学会で言われています。
※ピロリ菌は胃がんとの関係も言われています。
特に日本、アジアの人々が保有するピロリ菌は、特有で胃がんとの関係が深く、ピロリ菌の除菌が推奨されています。

尚ピロリ菌の除菌は、お近くの消火器の病院で簡単に行うことが可能です。通常１回の除菌でピロリ菌がなくなるのですが、それでも除菌されない場合は、2回目の除菌でほぼ消滅します。

尚この除菌には、保険が適用されます。

尚ピロリ菌に関しては非常に怖いものです。関連記事をぜひご覧ください。
がんと向き合う。癌が原因でほとんど亡くなります。ピロリ菌には注意してください。スキルス性胃がんの治療はかなり困難です。

十二指腸潰瘍の症状

症状としては、みぞおちの痛み、重苦しさなどが、空腹時に起こります。

病気が重症になると、十二指腸潰瘍部からの出血で、吐血したり、下血（黒い便）がでることがあります。

胆石症

胆石とは

胆石は、胆汁中の成分（コレステロール、色素）が胆道内で固まったもので、高齢化と食生活の欧米化にともない胆石保有者が増えています。

胆石症の症状

胆石の主な症状は、みぞおちから右上腹部に鋭く差し込むような痛み、黄疸、発熱があります。

そしてみぞおちから右上腹部に鋭く差し込むような痛みには、発作的な痛みが食後現れるそうです。

発熱がでるのは、細菌感染により急性胆嚢炎や急性胆管炎を起こしている可能性があり、特に39度を超える熱が発症する場合は、医療機関での早急な対応が必要だそうです。

胆石症治療法

胆石の治療法は、結石のできた部位によって異なります。最近では体に優しい低侵襲の治療（胆嚢結石には腹腔鏡下胆嚢摘出術、総胆管結石には内視鏡的切石術など）が主流になってきている。
日本消火器病学会引用

みぞおちに関する病気まとめ

今回みぞおちに関する病気で
・急性虫垂炎
・十二指腸潰瘍
・胆石症
を紹介しました。

急性虫垂炎、十二指腸潰瘍、胆石症においてすぐに生命に関係する病気ではありません。

しかし胆石症の高熱は緊急性を要しますので、このような症状が出た場合は至急医療機関の受診をお勧めします。

後文中に出てきましたが、十二指腸潰瘍の予防、再発に関連するピロリ菌の検査をお勧めします。

ピロリ菌は胃がんを引き起こす原因と言われています。

私も除菌しました。1回の除菌では除去できなかったので2回除菌しました。

補足
※みぞおちの劇的な痛みを生ずるもので、パニック障害があります。
パニック障害というと、過呼吸などを創造しますが体の一部に激痛が走ることもあります。
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