”首のしこり”とは、場所、病気について。”首のしこり”は怖い?怖い”首のしこり”の見分け方。
何かときになる体の”しこり”。
今回は首の”しこり”公開します。
首の”しこり”とは
首の”しこり”とは、首の周り(主に前のほう)またリンパ節にできるこぶのようなものです。
尚首の周りにできる、いぼのようなものは老廃物で老化現象で出てくるものといわれています。
首の”しこり”の場所
首の”しこり”が主にどの辺にできるか紹介します。
医師が検診するときに、触ったりする部分に注目です。
・首の下、のど仏の周り
・耳の下のリンパ周辺
にできることが多いです。
首の”しこり”の場所と病気の関係
まず最初に言いますが、首の”しこり”はあまりいいものではありません。
尚首の”しこり”に関しては特有なものがあります。
頸部(首)の腫瘤には臨床的に特徴があって、疫学的な研究上「80%の法則」というのがあります。大人の場合、首の「しこり」全体の約80%が腫瘍で残りの20%が炎症や先天的腫瘤(生まれつきのもの)です。その腫瘍のうち、なんと80%が悪性で残りが良性
引用 藤井寺市医師会
ということで、かなりの確率で悪性の腫瘍ということになります。
そしてその腫瘍は、
・転移したものがほとんど
・転移元は首から上がほとんど
というものでかなり厄介です。
首の下、のど仏の周りの首の”しこり”
首の下、のど仏の周りの首の”しこり”は、ほとんどが甲状腺のしこりです。
驚くことに、指で触ってもわからないしこりも含めると、甲状腺のしこりは日本人口の2割が持っているそうです。
その部分には、先天性のしこりもあるようで、先天性のしこりは化膿してなければ、問題ないようです。しかし、腫瘍の可能性があるため病院に行かれることをお勧めします。
耳の下のリンパ周辺の首の”しこり”
耳の下のリンパ周辺の首の”しこり”は、風邪を引いたときのリンパ節が腫れでもおきます。
しこりが大きくなっていったりする場合は、病院にいってください。
・悪性リンパ腫
・癌転移
が疑われます。
危険な首の”しこり”の見分け方
首の”しこり”は、ある程度危険なものかどうか判断できる方法があります。
しこりを押して、痛みを感じる場合は、炎症や良性の腫瘍の可能性が高いです。逆に痛みを感じない場合は、悪性の腫瘍の場合があります。
首の”しこり”の結論
・首の”しこり”は、腫瘍の可能性が高い。
・首の”しこり”は、押して痛みを感じる場合は悪性腫瘍の可能性が低い
・首の”しこり”で悪性腫瘍の場合は、転移してできている可能性が高い。
いずれにしても、首の”しこり”に関して押して痛みを感じない場合は、病院にいったほうが良いでしょう。
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