フィギュアスケート全日本選手。速報、羽生結弦選手ＧＰファイナルに続き2連覇。実況放送フジが行っている中、血を流しながら演技をする高橋大輔選手が美しく見えました。

フィギュアスケート全日本選手権が終了しました。
代表枠が３つですが、1つは羽生結弦選手に決定しました。
後の二つはどうなるのでしょう。町田樹選手も今期はグランプリ２勝していますから可能性がかなり高いと思います。後1つの枠が誰なのか。これが最大の注目です。

フィギュアスケート全日本選手権 ショートプログラム

全日本選手権ショートプログラムにおいて
フィギュアスケート：全日本選手権・男子ＳＰ
現在勢いのある羽生結弦選手、町田樹選手が１，２位を獲得しました。

両選手今期に入り特に調子がよく、羽生結弦選手は特に先日行われたＧＰファイナルでは、フィギュアショートプログラムで1位で獲得しまた世界記録も更新しました。総合でも1位となり得点でも世界2位の記録を更新しました。

男子ショートプログラム
1位 羽生結弦選手 103.10
2位 町田樹選手 　93.22
3位 小塚崇彦選手 90.70
4位 高橋大輔選手 82.57
5位 織田信成選手 77.72

まずこの結果から羽生結弦選手がまた、非公式ではありますが世界最高得点を更新し、2位に10点近い差をつけました。勢いのある選手は違いますね。まるで羽が生えたような演技に見えます。

2位以下の選手のフリーでの巻き返しはかなり難しくなりました。

4位には何とか入った高橋大輔選手ですが、先月に右足すねを負傷し最初のの４回転トゥループをなんとか着氷しましたが、トリプルアクセルで転倒するなど負傷の残りがあるのか滑りにも繊細さがありませんでした。

滑りを終えた高橋選手は
”情けないというか。それだけですね。”
”自分自身に対して気持ちで負けてしまったのが悔しいです”
”ちょっとプレッシャーだったり緊張感に負けてしまった自分が演技に出たと思います”
とコメントしていました。フリーで巻き返しなるでしょうか。

フィギュアスケート全日本選手権 フリースタイル

ショートで独走していた羽生結弦選手が、2位に20点差をつけて1位となりました。グランプリファイナルに続き2連覇を達成することになりました。と同時に
”ソチオリンピック代表が決定しました”

おめでとうございます。この2戦。圧倒的な強さで首位を獲得し、ソチオリンピックでメダルの期待が高まります。今回は調子が悪かった高橋選手は結局5位となりました。

1位 羽生結弦選手　297.80
2位 町田樹　選手　277.04
3位 小塚崇彦選手　264.81
4位 織田信成選手　256.47
5位 高橋大輔選手　252.81

高橋大輔選手は、ジャンプに失敗し、また手から流血しながら演技をやりとげました。右手の血が流れながら空を見えあげた笑顔少し悲しげで、なぜ私たちはその姿を美しく思いました。

演技が終わった後、高橋大輔選手は
”五輪はもうないんだろうな。と終わった瞬間に思ってしまった”
”自分自身に対して情けない気持ちと、最後まで応援してくれた皆さんに、そのパワーを返せなかったことが悔しいで”

いろんな面で自分に対するし気持ちが逃げていたと所々で、高橋選手はコメントしています。いろんな体の負傷にもまけず今回出場し演技したことは皆さん認めてくれると思います。

最後に
”男子フィギュア界もここまで層が厚くなったので、それはうれしかったし、その中で一緒に戦えたのは良かったと思います”
かっこいい言葉です。
弱音を見せずに、体の不調の理由にもせずに高橋選手のその演技はみんなの脳裏から一生消えないと思います。

今日は女子フィギュアです。目が離せないですね。