2014年インフルエンザ感染者数、割合など。予防法、潜伏期間などは本サイト特別ページで。重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について
公開日:
:
社会, SFTS, 感染症, 重症熱性血小板減少症候群
2014年第10週(3月3日~3月9日)インフルエンザ本文サマリー(要約)
・全国のインフルエンザ状況
・インフルエンザ患者数
・年代別インフルエンザ感染者割合
・ニュースなどで話題の重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について
以上ですご覧下さい。
感染症全般
・インフルエンザ・・・症状、予防、潜伏期間、予防接種料金など基本的な知識、ニュース
・ノロウイルス・・・症状、予防、潜伏期間など基本的な知識、ニュース
・花粉症・・・ニュース
・PM2.5
・重症熱性血小板減少症候群(SFTS
はこちらにまとめて記載しております。ご覧下さい。⇒こちら
インフルエンザ状況
インフルエンザ患者数
インフルエンザの数は2014年第5週を境に減少しています。そして第10週も続けて減少しました。(第9週は多少上がりましたが一時的なものだったようです)
感染者報告数は
・宮城県
・福井県
・岩手県
・青森県
・新潟県
・福岡県
・北海道
今ままでインフルエンザ感染者の中心だった九州地域が極端に減少しています。一方東北地方のインフルエンザ感染者が目立ちます。
今週の感染者数約115万人と、前週の感染者数は約143万人を大きく下回りました。
とはいっても全国ほとんどの地域がインフルエンザ警戒レベルなので引き続き注意を続けてください。
年代別インフルエンザ感染者割合
年齢別インフルエンザ感染者数は
・5~9歳・・・約32万人
・10~14歳・・・約20万人
・0~4歳・・・約14万人
・30代・・・約11万人
・40代・・・約10万人
・20代・・・約6万人
・50代・・・約6万人
・15~19歳・・・約5万人
・60代・・・約5万人
・70歳以上・・・約4万人
割合的には、全週と変わらず抵抗力の低い0~14歳の年齢層が、非常に多いです。
インフルエンザ流行の兆しが出た2013年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約1163万人となった。この数字から国民の10人に1人は今年インフルエンザに感染したこととなります。
年齢別インフルエンザによる入院割合
インフルエンザによる入院者数は大幅に減少しました。しかしながら1~9歳の入院割合がずば抜けて多いです。
お子様がインフルエンザにかかったかもしれないと思われた場合には、速やかに病院の診断を行ってください。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について
最近重症熱性血小板減少症候群(SFTS)についてニュースが良く報道されています。
SFTSは2011年に中国の研究者らによって発表されたブニヤウイルス科フレボウイルス属に分類される新しいウイルスによるダニ媒介性感染症である。
2013年1月に国内で海外渡航歴のない方がSFTSに罹患していたことが初めて報告され、それ以降他にもSFTS患者が確認されるようになった。
SFTSウイルス(SFTSV)に感染すると6日〜2週間の潜伏期を経て、発熱、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)が多くの症例で認められ、その他頭痛、筋肉痛、意識障害や失語などの神経症状、リンパ節腫脹、皮下出血や下血などの出血症状などを起こす。
検査所見上は白血球減少、血小 板減少、AST・ALT・LDHの血清逸脱酵素の上昇が多くの症例で認められ、血清フェリチンの上昇や骨髄での血球貪食像も認められることがある。
致死率は6.3〜30%と報告されている。感染経路はマダニ(フタトゲチマダニなど)を介したものが中心だが、血液等の患者体液との接触により人から人への感染も報告されている。
治療は対症的な方法しかなく、有効な薬剤やワクチンはない。
国立感染症研究所 より引用
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)のまとめ
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の重要なポイントは
・致死率は6.3〜30%
と非常に高いこと。
・治療は対症的な方法しかなく、有効な薬剤やワクチンはない。
とうことで現状治療が出来ないということ
・感染経路はマダニが中心
ということです。
つまり感染経路の予防が、唯一の重症熱性血小板減少症候群(SFTS)にかからないためのポイントなのです。
マダニ注意するためには
まだには春から秋にかけて草むらに多く生息します。なので
・あまり草むらにはいらないこと
・登山などにいく場合は皮膚が見えないように服で覆うこと
を心がけましょう。
ad
関連記事
-
-
2014年第3週本格的にインフルエンザ流行。 感染を防ぐために予防接種。 潜伏期間は1~3日間 。症状は風邪の重度な症状。
2014年第3週のインフルエンザが急速に流行し始めました。注意してください。 尚インフルエンザ
-
-
2014年東北・北陸・九州地方”初日の出”スポット。海岸、山、タワーなどの場所及び日の出予想時刻と天気。
※2015年初日の出情報はこちらへ ⇒2015年初日の出、初夢について 2014年、北陸
-
-
”りそな銀行”千里丘支店 、神戸岡本支店における”普通預金の印鑑届”に関する個人情報紛失事故
りそな銀行で個人情報紛失事故がおきました。 りそな銀行個人情報の紛失場所 今回個人情報の紛失
-
-
人権侵害!インド中央捜査局のトップが失言 ”性的暴行を避けられないのなら楽しめばいい”
先日ちょっと酷い報道が入ってきました。 今インドでは治安が悪く性的暴行事件が社会問題になってい
-
-
避難勧告とは。台風、地震、噴火で発令される避難指示との違いは。避難勧告、避難指示発令後の対応は。
避難勧告に関するまとめ ・どんなときに発令される避難勧告、避難指示 ・避難指示、避難勧告、避難準
-
-
核心は!”日本年金機構の個人情報流出”最新情報、疑問、問題点。今後流出件数は増える可能性も。政権時代機構に手を入れた民主党が、なぜ自民を非難するのか。
日本年金機構の個人情報流出に関する最新情報 ・日本年金機構個人情報流出概要 ・日本年金機構の個人
-
-
速報 ACミラン入団会見の本田圭佑選手。海外の反応、評価も上々。年俸は約8億円。お嫁さんは高校時代からの知り合い。 レーシックで目は視力1.5に。
長い間待ったかいもあり、本田圭佑さんの”ACミラン”入りも決まり、背番号も10番、セリエAデビューも
-
-
個人情報事件まとめ(11月下旬)。ベネッセプライバシーマーク取り消し。JAL漏洩事件。情報漏えいは「業務」?など
個人情報事件まとめ ・注目の個人情報事件 ・個人情報事件まとめ 注目の個人情報事件
-
-
総務省。個人情報の適正な管理の徹底に係る措置を株式会社テレコムスクエアに。個人情報漏洩最大97,438名。
本文(ネットバンキングに係る被害の防止)サマリー ・株式会社テレコムスクエアに対する個人情報の適正
-
-
沖縄那覇市2014年1月23日夜空にUFO(未確認飛行物体)出現の超常現象。目撃多数。15分後消える。最近ではドイツで空港上空にUFO出現で欠航騒ぎ。
2014年1月23日沖縄である出来事が起きていました。 那覇市上空に横オレンジ色の光10個が1