マクドナルド中国からタイに工場を変え”ポテトL”が復活した矢先に、チキンナゲット異物混入、ポテトに歯が混入株価下落
マクドナルドのチキンナゲットの異物混入事件が、発覚し謝罪会見を行いました。今回は
・マクドナルドのチキンナゲットの異物混入事件概要
・チキンゲット製造ラインの問題点は?
・異物混入問題よりも重大な問題
・マクドナルド株価、ポテトLサイズは復活しましたが。。
・本文のまとめ
以上を公開します。
マクドナルドのチキンナゲットの異物混入事件概要
店舗場所:青森県三沢市栄町2-31-144
異物混入概要:「チキンマックナゲット」15ピース入りを3個購入のうち、1ピースにビニール片が入っていました。
ビニール片:青色、数cmの紐状
チキンナゲットの製造を、中国からタイへ集約
2014年7月中国でマクドナルドのチキンナゲットの製造していましたが、床に落とした原料などをそのまま製造レーンに乗せる、衛生上の問題が発覚しタイに製造を集約しました。
タイの製造工場の工場内の映像を見る限りでは、
・衛生管理が徹底されているように感じ
・働いている従業員も衛生には気を使っている
用に感じました。
チキンゲット製造ラインの問題点は?
食品の通常製造ライン上にX線検査など行われていると思いますが、
・金属片などに反応しますが
・ビニールには反応しないでしょう
検査の限界だと思います。
しかしビニールが数センチ入っていたということは、
・袋の一部
・手袋の一部
が混入した可能性が高いですね。
基本的に袋の一部が破れたり、手袋の一部が破れたりしたときは
・自己申告
・目視確認
の場合が多いので、脆弱なポイントといえます。
通常袋、手袋が丸ごと入れば、誰でも気づきます。
マクドナルドのチキンナゲットの製造を、中国からタイに変えて安全性をアピールしている最中にこの出来事は痛いですね。
異物混入問題よりも重大な問題
今回日本マクドナルドの対応がまずかった点は
・メディア先行で事件が発覚したが対応が遅かった
・謝罪会見に社長が出席しなかった
・今回のチキンナゲット事件の他に、今まで公表していなかった衛生問題を公表した(後だし)
上記3点です。
マクドナルドの食品衛生事件
・2014年12月
”サンデーチョコレート”子供の口に中にプラスチック片が混入。
原因は、最初は原因わからない。後日原因発覚⇒機械の一部の装着忘れ。
・2014年12月31日
”チキンマックナゲット”ビニール片が混入。
重要な問題点当該のビニール片は紛失により確認ができておりません。お店の従業員が証拠品をなくしているのです。この対応はありえないですね。
・2014年12月31日
ビッグマックセットのポテトの中に歯が入っていた。
外部調査で歯だと確認された。原因は特定できない。
日本マクドナルドホームページ参照
マクドナルド株価、ポテトLサイズは復活しましたが。。
日本マクドナルドの株価はこの1年
値幅が2500~3000円で推移しています。しかし今回の騒動で2500円を割り込む可能性がありそうです。
ただテクニカル的には2500円に底堅さも感じます。
ここ最近で
・中国のチキンナゲット製造の衛生問題
・前年比売り上げの激減 詳細はこちら
・ポテト在庫事件
※ポテトの原材料の確保の見通しが立たずに、ホテトの販売をSサイズに限定した。
・チキンナゲットの異物混入事件
がおきて、株価も2500円を割れば会社も何らかの対応をするでしょう。
役員退任、社長退任など。。
が、商品代と別にかかる
本文のまとめ
異物混入事件に関して
・公表が遅かった
・社長が謝罪会見に出席しなかった
・公表後に新たな異物混入事件を後出しで報告した
など非常に対応がまずかった。
異物混入対応の限界
タイの工場、またホームページにて商品の詳細を記載している限りかなり高いレベルで衛生教育はされている模様。
おそらく異物混入の確率も数値では1%以下の確率で、限りなく0%に近くなっていると思いますが、どうしても0%にはなりません。
現状では、工場も利益に対し安全対策費用かかなりかけていると思いますが、限界なのかもしれません。
リスク管理の観点からすると、この事故はかなり確率の低いもので企業は許容しなければならない範囲だと思われます。
故に事故後と対応を、企業は改めなければならない時期になっています。
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