2013年ＮＨＫ紅白歌合戦視聴率発表。「半沢直樹」を抜き第２部44.5%を記録。歌手別で視聴率が取れる”嵐”,”SMAP”、”EXLIE”、”AKB48”を第２部に設定したことが視聴率向上へ。 2009年、2010年、2011年、2012年、2013年過去５年の視聴率比較。

第64回ＮＨＫ紅白歌合戦の視聴率が発表されました。
紅白歌合戦生「あまちゃん」、北島三郎さん最後の紅白、EXILEのリーダーHIROさんの最後のステージ他にも盛りだくさんの内容があり視聴率が期待されていました。

※第1部（午後7時15分から1時間40分）
※第2部（午後9時00分から2時間45分）

第64回ＮＨＫ紅白歌合戦視聴率はなんと
第1部（前半） 36.9%
第2部（後半） 44.5%
となりました。

この”44.5%”の数字は
・過去10年間紅白歌合戦の最高の視聴率更新
・今年最高の視聴率「半沢直樹」を超える
と記録を打ち立てました。

今回の紅白歌合戦の視聴率が後半大幅に上昇したのは、歌手別の視聴率が良かったこともあると思われます。

第2部は視聴率が取れる歌手が設定され
・最初に”EXLIE”,”ももいろクローバーＺ”
・きゃりーぱみゅぱみゅ
・Perfume
・ゆず
・AKB48（大島優子さんの突然卒業を発表）
・福山雅治さん
・嵐
・SMAP
・今年で最後の紅白出場北島三郎さん

と歌手別の視聴率が高い歌手をそろえたところが功を奏しているのだと思います。

後今回のNHK紅白歌合戦が視聴率の底上げに大きく貢献したのが、随所に登場する「あまちゃん」関連の企画だったと思います。

過去5年間（2009,2010,2011,2012）のNHK紅白歌合戦視聴率と2013年紅白歌合戦の視聴率を見てみましょう。

・2009年　第1部37.1%　第2部40.8%
・2010年　第1部35.7%　第2部41.7%
・2011年　第1部35.2%　第2部41.6%
・2012年　第1部33.2%　第2部42.5%
・2013年　第1部36.9%　第2部44.5%

前半の視聴率は2009年がトップだったのですが、後半は2013年が圧倒的に視聴率を伸ばしました。

今年はNHK紅白歌合戦が非常に良かったため、裏番組の視聴率はどうだったのか気になります。

結果としてはNHK紅白歌合戦の次に視聴率がよかったのは、
恒例の日本テレビ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで！！大晦日年越しＳＰ！！」で
・第1部 19.8%、
・第2部　17.2％。
となりました。

近年大晦日は、NHK紅白歌合戦と”ダウンタウンのガキの使いやあらへんで！！大晦日年越しSP”が視聴率を独占する形が顕著になり、他の局がかなり苦戦する傾向が伺えます。

2014年NHK紅白歌合戦は、どんな企画を出してくるの非常に興味があります。今回の朝ドラマ「ごちそうさん」が好調なので、紅白の企画に入ってくるのでしょうか。

※尚視聴率に関しては、関東地区の視聴率を参考としています。

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